業務用エアコンの吹出口について
業務用エアコンで最もオーソドックスなものとして、天井埋込カセット形、天井吊形というものがあります。これは、名前から想像することが出来るように、天井に埋め込んで取り付けるもの、天井から吊り下げるものですが、風が出てくる吹出口の数が機種によって異なります。一般的には4方向、2方向、1方向などがあります。
4方向タイプのものは、吹出口が4つあるので、部屋の全体を均等に冷やす、もしくは暖めるということが出来ます。そのため、あらゆる建物など、部屋に対応することが出来ます。現在設置されている中でもよく見るタイプの業務用エアコンです。
2方向タイプのものは、吹出口が2つです。そのため、広い部屋などにはあまり向いていないのですが、細長い部屋などの場合には効果的です。
天井吊形の場合には、吹出口が1方向ですが取り付けが比較的容易であるということや、天井のスペースが限られているという場合などにも設置することが出来るという特徴があります。設置台数を増やすことで、部屋の全体を冷やす、もしくは暖めることが出来ます。会社の会議室や学校などの教室などに設置されているというケースが多いです。このように、部屋によって適している業務用エアコンは異なります。
業務用エアコン取り付け工事の心得
業務用エアコンの取り付けは業者に依頼しましょう
業務用エアコンを自分で取り付けようと考えて、「よし、頑張ろう」と思うよりは、「こんなことなら信頼のおける業者に設置してもらおう」と思う方のほうが多いわけです。
しかも、業務用エアコンの場合は、取り付けのためにわざわざ業者を厳選して探さなくても、信頼のおける業者に販売と設置を依頼すればそれでことが足りてしまうので、安心してお願いできる業者を探せばいいだけなのです。
販売と工事を請け負っている業者の場合、エアコンの取扱数も多く、メーカーからの優遇もあるかもしれませんので、販売価格もお得になる可能性があります。
またなによりも工事の経験値が高くなって、高品質の施工を実現できます。
業務用エアコンの取り付け後も安心
仮に、できるからと言って自分たちで設置した場合、テスト運転をして正常に動いているように感じると喜びはひとしおです。
ところが、少したってから不具合があると大変です。
もちろん新品を購入したわけですし、メーカー保証もあるので安心だと思ってしまうかもしれませんが、本体自体の不具合ではなく施工における不具合で問題が発生している場合、結局は技術を持った方に来てもらって直してもらうことになります。
当然費用が発生します。
業者に責任をもって工事を依頼して施工してもらった場合は、クレームとして堂々と処理してもらえますし、不具合が発生する確率も格段に少なくなるはずです。
目先の費用や、「できるできない」ではなく、長い目で見て安心な方法で取り付け工事の段取りをすることをおすすめします。